グループディスカッション

上手くいく

その場面ではうつが発生する

うつ病を患う方が数多くおられます。最近、職場になじめないのか、若手社員のうつ病の中に、新型うつと呼ばれる症状が目立つようになってきました。 新型うつとは、職場でうまくいかず、うつの症状が出たために診察を受けてうつ病として休職となったにもかかわらず、職場以外の場面では、明るく楽しく過ごすことが出来るため、職場では仮病なのではないかと思われ、うつ病であることへの理解が得にくくなってしまう、やっかいな症状です。 職場に行くと、確かに、ゆううつになったり、腹痛などの身体症状も見られるため、「うつ病らしく」見えるのですが、職場を離れたところでは、本人にとってもうそのように症状がなくなってしまうのです。これまでのうつ病の様子とはかけ離れて見えます。

新型うつは非定型うつか

そのように場面場面でうつの症状がなくなるため、新型うつは理解が得られにくいのですが、新型うつと同じような病気としては、非定型うつというものがあります。 うつ病はどんな場面でも落ち込みが見られたり、楽しいはずの場に出てもまったく気分が高揚しないなど、うつの症状に一貫性が見られますが、非定型うつは、自分にとって都合の悪い場面に出会うと、とたんにうつの症状が出るという様子が見られます。それで「非定型」という言葉が使われているのです。 非定型うつは、挫折感を味わうことなく学生時代を過ごして、就職した優等生タイプの方によく見られるようです。仕事が上手くできず、叱責されたことがダメージとして大きく響き、職場に向かうだけで、フラッシュバックとなりその叱責された場面がよみがえり、何もできなくなるという症状が、うつ病に似ているため、新型うつの診断が下されることが多いのです。